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GoogleスプレッドシートのCOUNTIF・COUNTIFSの使い方(実例つき)

Toolnote 編集部・2026-07-11 更新・約3分で読めます

「未提出の人が何人いる?」「A商品を注文した件数は?」——件数を数えるのがCOUNTIFとCOUNTIFSです。合計するSUMIFとは似ていますが、COUNTIF系は「合計する範囲」を指定しない点が違います。書き方と実例で解説します。

COUNTIF:1つの条件で数える

=COUNTIF(範囲, 条件)

たとえば、B列に出欠状況が入っているとして、「出席」の人数を数えるなら、

=COUNTIF(B:B, "出席")

「B列を見て、『出席』と書かれているセルがいくつあるか数える」という意味です。SUMIFと違い、数える対象の範囲がそのまま条件を見る範囲なので、引数が2つで済みます。

数値の条件も使える

=COUNTIF(C:C, ">=80")

「80以上のセルの数」。比較記号は " で囲みます。

COUNTIFS:複数の条件で数える

条件が2つ以上になったらCOUNTIFSです。

=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)

たとえば「7月」かつ「出席」の件数を数えるなら(A列=月、B列=出欠とします)、

=COUNTIFS(A:A, "7月", B:B, "出席")

条件は範囲と条件のペアで、いくつでも追加できます。すべての条件を満たす行だけがカウントされます(AND条件)。SUMIFSと同じ考え方で、こちらは最初から引数が「範囲・条件」の繰り返しだけなので、SUMIFSより覚えやすいです。

COUNTIFとSUMIFの使い分け

数える対象返す値
COUNTIF / COUNTIFS条件に合うセルの個数件数
SUMIF / SUMIFS条件に合う行の、別の列の数値合計金額など

「何件あるか」ならCOUNTIF、「合計いくらか」ならSUMIF、と覚えると迷いません。

実用例

重複をチェックする

同じ値が2回以上あるかを見つけるのに使えます。

=COUNTIF(A:A, A2) > 1

A2の値がA列に2回以上出てくれば TRUE を返します。名簿やメールアドレスの重複チェックに便利です。

空欄・空欄でないセルを数える

=COUNTIF(B:B, "")        空欄の数
=COUNTIF(B:B, "<>")      空欄でないセルの数

部分一致で数える

ワイルドカード * が使えます。

=COUNTIF(B:B, "*完了*")

「完了」を含むセルをまとめて数えます。

つまずきポイント

条件で「数える」ができるようになったら、条件で「合計する」SUMIF・SUMIFS、条件で「表示を変える」IF関数と組み合わせると、集計表がぐっと実用的になります。