Notionデータベースのフィルタと並べ替えの使い方
Notionのデータベースは、行が増えるほど「今見たいものだけ表示したい」と思うようになります。それを叶えるのがフィルタ(絞り込み)と並べ替え(ソート)です。この2つを覚えると、同じデータから「今日やること」「未完了だけ」「金額の高い順」など、目的別のビューを自在に作れます。
フィルタ:必要な行だけ表示する
フィルタは、条件に合う行だけを表示する機能です(データは消えません。表示上の絞り込みです)。
- データベース右上の 「フィルター」 をクリック。
- 条件にするプロパティを選ぶ(例:
ステータス)。 - 条件を設定する(例:
ステータスが完了ではない)。
これで、未完了の行だけが表示されます。
よく使うフィルタの例
- 未完了だけ:
ステータスが完了ではない - 今日が締切:
締切が今日 - 今月の項目:
日付が今月 - 担当が自分:
担当が 自分
日付系の条件は「今日」「今週」「今月」など相対指定ができるので、毎日自動で中身が入れ替わる「今日やること」ビューが作れます。
複数条件で絞り込む(AND / OR)
フィルタは複数を組み合わせられます。
- すべて満たす(AND): 「未完了 かつ 締切が今週」→ 今週やるべき残タスク。
- どれか満たす(OR): 「優先度が高 または 期限切れ」→ 早く手を付けるべきもの。
条件を追加すると AND/OR を選べます。入り組んだ条件は「フィルターグループ」でまとめられます。
並べ替え:順番を整える
並べ替えは、行の表示順を決めます。
- 右上の 「並べ替え」 をクリック。
- 基準のプロパティを選ぶ(例:
締切)。 - 昇順(古い→新しい/小→大)か降順を選ぶ。
複数の並べ替えも設定できます。たとえば「優先度(高い順)→ 締切(近い順)」とすると、優先度が高いものを上に、その中で締切が近い順に並びます。
ビューごとに設定を変える
ここが強力なポイント。フィルタと並べ替えはビューごとに保存されます。同じデータベースに複数のビューを作り、それぞれ違う絞り込みにできます。
- 今日やること: テーブル、締切=今日、未完了
- 案件パイプライン: ボード、ステータスでグループ化
- 金額ランキング: テーブル、金額の降順
1つのデータを、目的別に何通りにも見せられます。データを増やさずに整理できるのが、Notionデータベースの真骨頂です。
補足:フィルタは「表示」であって削除ではない
フィルタで隠れた行も、条件を外せばまた表示されます。うっかり消してしまう心配はありません。安心していろいろ試してください。
絞り込んだうえで合計などの数値も見たくなったら、Notionの関数の使い方やリレーションとロールアップと組み合わせると、実用的なダッシュボードに近づきます。